繰り返しの生活リズムが大切です

今年は８月7日(土)が立秋で、暦の上ではもう秋だそうですが毎日のこの暑さではピンときませんよね

さて、保育部では保護者から「園では自分で食べるみたいだけれど・・・」「自分で自分の事をしようとするらしいけれど・・・」「一人でもお昼寝をするみたいだけれど・・・」どうして？と聞かれます

それは簡単に言うと小さな子どもなりに見通しを持って過ごしているからです

見通しを持つとは〝これをしたら次はコレとコレ〟と先の事を見越して行動することです

例えば「ご飯にしようね」と声をかけられると食卓へ向かおうとするや「外へ遊びに行こうね」と言われると靴を持ってくるなどもそうです

保育園では毎日繰り返し同じ生活リズムで過ごすことで小さいなりにも〝次はこうするんだ〟と予測して行動に移せるようになって行きます

行動に移せるという事は自分で考えて行動しているという事です

毎日違う一日を過ごしていたらどうでしょうか？

次の事が予想できず大人の指示がないとどうしたらいいのか分からず自分からは動けません

寺方幼稚園の〝考える力を養う〟という理念については乳児組は毎日の規則正しい生活リズムから育っていきます

お休みの日にいつもと違う一日を過ごされる事もあるかと思いますが、頭の隅っこに小さいうちは繰り返しの生活リズムが大切なんだという事を覚えておいて頂ければと思います

まだまだ暑い日が続くと思いますが、生活リズムを整えながらご家族みんなで元気に暑さを乗り越えて楽しい夏を過ごして下さればと思います

(令和３年度　ふたば組担任)

先生の声一覧へ