冬のやさい

園では、自園農園や園内プランターでたくさんの野菜や果物を育てています。今、園内ですくすくと育っているものといえば大根。種まき、間引き等、ちいさな農家さんたちは、日に日に育つ大根を楽しみに観察日記をつけています。「これってカイワレみたい」「間引きするなんてかわいそう」「愛がいっぱい(ハートの形の葉っぱを見て)」等、色々な会話が聞こえてきます。図鑑ではなく、目の前で育つ植物を見て、発見する子どもならではの発想の豊かさに関心させられます。

そんな中「大根って冬にできるんや」という声が聞こえてきました。確かに、大根はスーパーでは年中売っている野菜です。季節がわからなくなっても仕方がありません。こどもたちの大好きなブロッコリーだって冬のやさいですが、冷凍もあり、年中食べることができます。

日本には春夏秋冬、季節の移り変わりに合わせて、旬の野菜や果物がたくさんあります。旬の時期には栄養価も高く、やはりおいしいものです。こどもたちには、そんな旬を大切に感じてもらえたらと願います。

さぁもうすぐ収穫。自分たちの手で育てた大根、どんな料理に変身するかな?(教務)

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